2/5~7日 行政視察(那覇市・宜野湾市・糸満市)

          市民に開かれた市議会施設・那覇市e0258493_14482631.jpg

 前橋市の議会棟は、雨漏りなどの老朽化がひどく、耐震補強が必要な古い建物です。かつて、建て替え計画が浮上しましたが、経済状況もあって断ち切れになっていました。しかし、3・11後、再び建替えの必要性 

が出されているため、今回の行政視察の1つに那覇市の議会施設を選びました。地上12階地下2階の那覇市庁舎は、4階に市議会施設があり、市民に開かれた議会施設をめざしています。議場はスロープ式で、椅

子は円形型の配置、傍聴席は議員の目線と同目線で傍聴でき、大型モニター2台から質問・答弁のやりとりが大きく映し出され、どの席でもよく傍聴できます。親子傍聴が可能なガラス張りの傍聴室、車いす用傍聴スペース、磁気ループを備えたバリアフリー化の施設です。百聞は一見にしかず。

          議会基本条例を制定・那覇市e0258493_14494027.jpg

 那覇市議会は「議員から見た議会」と「市民から見た議会」に分けて、議会自ら現状分析し「議会は与野党対立で議会全体の合意形成がうまくできていない。市民の多様な意見を反映できていないのでは?」、また、

「市民は議会に関心が低い。議会が何をしているかわからないなど」の結果、「開かれた議会、市民参加型の議会、市民にわかりやすい議会など」を実現するために「議会基本条例の制定」とともに、議会改革を進めるこ

とを確認した。条例制定に向けて様々な重要課題を積み重ねたことが報告され、条例は、議会は言論の府であることを認識し・・、議会は議員の信頼性を高めるため、継続的な議会改革に取組む・・などが盛り込まれ、

形だけでなく真に議員間の自由な討論で合意形成ができれば市民にも開かれたすばらしい議会となるでしょう。大いに期待したい。本市でも参考に。

             e0258493_1452116.jpg 那覇市療育センター・那覇市

 国際障害者年の記念事業として1982年に開設し、市内在住の就学前の児童(障がいのある児童、発達の気になる児童及び保護者)を対象とした相談・訓練事業及び療育事業を実施しています。子どもの発達を地

域社会で支援する視点から子どもと保護者を支援する市立の施設(写真下)です。
施設のスタッフは、社会福祉士、臨床心理士、理学療法士、言語聴覚士、保育士、保健師、事務職員、用務

員の総勢24人。相談の受付児童は年間261人で、2歳児の67人が最も多く、相談内容は行動上の問題が94人で最も多く、言葉の遅れが81人で、とても大事な仕事をしています。当施設の課題は、施設が古く手狭

となっており、園庭がある施設に移転建替えが必要。対象児童の拡大が求められていると思いました。前橋では、今年度から「発達支援センター」として開設したところで、経験を積み上げてきた事業内容を学ぶことができました。

前橋市は、県庁所在地にもかかわらず「博物館がない」全国でもまれな自治体となっています。前橋市民の暮らし、経済、養蚕など農業に関する生活様式、前橋空襲など子どもたちに伝えていくための学習の場としての博物館が必要。


          宜野湾市立博物館・宜野湾市

e0258493_15203016.jpg宜野湾市立博物館は、文化遺産の保存とその活用を通して、市民の郷土学習に供することを目的に2000年に開館しました。学校との連携を推進して児童生徒の地域学習の場を提供し博物館を起点に地域と学校と

を結ぶ架け橋となる運営を進めています。市中心部に普天間基地有り。学芸員から普天間基地についても説明を受け、沖縄が戦場になって逃げ惑う中で、終戦をむかえた。戦争が終結して地元に戻ってきたら、米軍の

基地として、自分の家も畑も取上げられてしまったそうです。戦争から命からがら帰ってきたのに米軍の基地と化していた。なんて、ひどいことでしょう。e0258493_1522395.jpg

 博物館内に大きく広げられた宜野湾市全体のジオラマ模型では、沖縄戦の後、アメリカ軍によって市民の家と土地が強制的に奪われてと、市の中心部に米軍普天間飛行場が建設されて、69年たった今もそのままになっていると説明を受けました。

 今も、小学校や保育園や民家の上を米軍機が飛行し、李発着を繰り返している背間で最も危険な飛行場であり、宜野湾市としても早期返還を県や米軍に要求しているそうです。展示品の多くは、市民からの寄贈で企画展ではしないの自治会の協力を得ています。

 博物館では、住民ニーズに応えるために各種証明書の交付窓口にもなっており、選挙の際には投票所としても活用されています。市民が日常足を運んでくれる博物館運営に心がけています。


                沖縄県立資料館e0258493_15451677.jpg
 糸満市の平和祈念公園のなかにある沖縄県立資料館で県の職員から説明を受け館内を案内していただきました。沖縄県は、6月23日を「慰霊の日」と定め、恒久平和を願い、沖縄全戦没者追悼式を開催し、平和推進事業の柱としています。2階の常設展示室は「沖縄戦への道」「鉄の暴風」「地獄の戦場」「証言」「太平洋の要石」の5角展示室に分かれ、第二次世界大戦下の沖縄の悲惨な記録の数々、アメリカ占領下、たくましく生き抜いた沖縄の人々の生活史などが展示されています。
 特に、沖縄戦の展示には力をいれており、20数万人の犠牲者を出し、犠牲者の数は軍人より一般人が上回り、追い詰められて自殺した方、飢えに苦しみ・マラリアに苦しみ、そのまま亡くなった方、日本軍の巻き添えになって殺されたかたなど、戦争の残酷さと平和の尊さを民衆の視点から訴えると言う趣旨で、さまざまな資料を展示していました。

 1階には子供対象の展示室があり、利用は無料。資料館のすぐ脇には、戦争犠牲者を追悼する「平和の礎」と各県の石礼費が設置されて今はした。
e0258493_15465727.jpg

















嘉手納基地e0258493_1550545.jpg
[PR]

by nnakamiti | 2014-02-14 09:34